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  • 2012.12.24 Monday
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0から創める株式会社創業日誌

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

このタイトルは、私が発行しているメルマガ
「0から始める株式会社創業日誌」のタイトルと
少しだけ違う。

創と書いて、「創める(はじめる)」とも読めるのだ。
それは「新しいものを創り出す」という意味だ。

今回はそれを話そう。




私が会社を辞めて、売場づくりに特化した会社を
つくろう・・・としたときは、何もなかった。
本当に0=ゼロだった。

「VMD事業は絶対に成功します!」

と株主を説得して会社をつくったものの、
小売の経験もなければ、MDの経験もない。
内装や設計の経験もなかった。

あるのは、広告の企画マンとしての20年間だけ。

しかも、内容はテレビやラジオのCMづくり
がメインだったから、VMDの事業を立ち上げる
・・・というのはハタから見れば
無謀に近かったかもしれない。




「VMDを御社に導入すれば、こんなすばらしい
売場に変身できて、お客様も増えますよ!」

「それで実績は?」

「それは・・・」

広告の実績はゴマン!とあるものの、
VMDの売場づくりの事例はまったくないので
アメリカの本の切り抜きや新聞の
デパートのVMD事例を見せるしかなかった。



半年過ぎてもまったく仕事はこなかった。

「やっぱり得意の広告の仕事をしたほうがいいですよ」
と知り合いのデザイナーから電話が来る。

そう、まったく未知の分野を自らの手で
切り開くのは、得意分野で会社を興す何倍もの
労力がいるのだ。


しかし、地道に営業すれば仕事は来る・・・という
ことを思っていたからほとんどアセリはなかった。




やがて、仕事が来た。

それは食品店と雑貨店をリモデルするという仕事だった。
とてもいい仕事。
事業の芽が少し出てきたのを感じた。


ところが、問題は次だった。

なにせ20年間広告一本で生きてきて、
東京に来てまだ当時3年目。
お店の設計士や内装会社もなにも知らないし、
人脈もない。



「工事やるなら前金ですよ」

「申し訳ないが、小売の経験がないのに
指図されても困ります」


など、初めて訪問する内装会社や設計士に断られるばかり。



・・・このままではうけた仕事を進めることすら
できない。


ないないずくしの創業は、
スタートの一歩から
高いハードルが待ち構えていた。


つづく









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新世紀ビジネス その2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd


「これは、どういうことなのでしょう!?」
と弁理士事務所にその雑誌を持って、飛び込んだ。

確かに、当社が取った商標登録書は特許庁の
書状だ。
なのになぜ??


「これはとてもおかしいですね、
特許庁に問い合わせましょう」
と弁理士。

翌日、リターンが返ってきた。

「すみません、特許庁のコンピュータのミスと
いうことでした。
ダブルで登録されていました。
この雑誌に載っている会社のほうが先願権あるので
貴社の商標は取り消しになりました」



はあ??????




先願権というのは、早く申請を出した会社の方が
同じ項目で遅く出した会社よりも、商標の
権利を取れることだ。

・・・

詳しくいうとこういうことだった。

われわれが「新世紀」を特許庁に申請するに当たり
他の会社がすでに出していないことを確かめた。

ただし、通常3ヶ月以内に他社が先に出していた場合は
わからない。
コンピュータでは3ヶ月以内に申請を出した会社名は
出てこないのだ。

しかも当社の場合は「早期申請制度」を使っていたので
先願していた会社より数ヶ月早く商標の許可が下りた。

特許庁のまずいところはそこで、先願あったにも関わらず
「この商標は貴社のものですよ」ということで、
われわれに許可をおろしてしまった。

で、先願していた会社に数ヶ月後、再び商標の許可を
おろして、それがニュースリリースになったということだ。

平常申請と早期申請とで、コンピュータが別々に
認可を出してしまっていたようだ。

・・・・


ことの結末をクライアントに報告すると、
「どうするこれ?」と商品の在庫の記録を
渡された。

しかも、今後この「新世紀」を販売すると
商標使用料を雑誌に載っている会社に支払わなくては
いけない。

商標で儲けようと思ったのに、逆に支払わなくては
いけない立場になってしまったのだ。


な・なんと・・・。


年金問題の前兆線がここにあったのだ。

企画料はすでにクライアントから
いただいているし、弁理士のせいでないから、
収めた特許手数料も戻ってこない・・・。


数日後、先願権をもつ会社に商標使用料を
支払う私の姿があった。
もちろん、クライアントには請求できなかった。

クライアントからいただいた企画料の大半を
商標使用料につぎ込み、
あとには何も残らない「新世紀」企画の結末と相成った。




これから商標を取ろうとしている人へ。

特許庁から登録証明書が来ても、うのみにしないように
しよう!!!!















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新世紀ビジネス

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21世紀が近づいたある日のこと、広告マンである
私は、あることを考えた。

さ来年は2001年だな。
つまり新世紀だ。

なにかおもしろいアイデアはないかな・・・。

いろいろ考えた末、商標ビジネスを企画することにした。


「新世紀」という商標を弁理士に頼んで
登録した。
その登録ジャンルは23類(だったか?)で
砂糖、お菓子、・・・といろいろ。


静岡県にいて、お茶の「新世紀」という商標を
持つことはかなり有利。

しかも、お菓子も登録できているから、お茶の他に
和菓子など祝い事の商品にもいいかもしれない。


しかし、ただ商標を売っただけでは意味がない。
商品開発をプロデュースしなければおもしろくない。

そこで、お茶メーカーに「新世紀」の商品開発企画を提示。
下記のようにプレゼンした。

●長寿健康というコンセプトにして
●恵比寿神社でお祓いを済ませたお茶
●パッケージは絵馬風
●ターゲットは東京地区
●商品数は1000個限定
●しおりがおみくじになっている
●以上をマスコミにニュースリリース

などなど。

この商品は2001年を過ぎるとまったく
意味がなく、商標も10年で消えてしまうため
ローヤリティではなく、企画料でいただくことにした。

「おもしろそうだな、やってみよう」と
クライアントから即OKが。

価格とデザインが確定した後、恵比寿神社に大きなお茶箱を
持ち込み、お祓いをしていただいた。
その様子を記者に写真をとっていただき、翌日の新聞に。

都内に出した通販広告の反応はまずまずだった。

それと並行して
お茶の他にジャンルはお菓子や砂糖もあるから
別の企画も練っていた。

うまくいけば社長賞とれるかも・・・。


と、ある日、クライアントから電話が来た。

「他社でまったく同じ商標を獲得した・・・と
雑誌に書いてあるけど・・・」


「ええ!」

と、クライアントの本部にいき、その雑誌を確認した。

「●●社、新世紀という商標を獲得。
ジャンルは●●類(茶・お菓子・・・)」

たしかに書いてあった。


つづく







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サービスの売り方を変えよう

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広告代理店に勤めていたころ、毎回いろいろな
広告制作会社が私のところに広告作品をもってくる。

広告マンは優れた広告をつくるのが務めなので
優れた広告制作会社をパートナーにしなくてはいけない。

そのため、来る制作会社は拒まず、時間をたっぷりかけて
話を聴く。


しかし、そのほとんとが作品を見てくれ・・・
というところが多かった。

きれいなビジュアルに、色彩豊かなパターン、
上質なキャッチコピー・・・。

「うちはこれだけの広告を作ります」
と、どこもいう。


それはわかるが、そろそろ広告制作会社も
もう一歩会社の特色を出したほうがいいと思う。

広告業界も様変わりしている昨今、
「センスある広告をつくる」より一歩先の
差別化したデザイン戦略が必要になってきている。

センスのある広告をつくる・・・のは
どの会社でも当たり前になってきたからだ。

今やセンスのある広告よりも、ソフトな部分、
つまり他社にない企画や専門部分が
必要だ。


例えば、その制作会社が「コンテンツ」を
持っていたら強い。

漫画がつくれるデザイン会社、とか
キャラクターライセンスを持っているデザイン会社、とか
ブログがとてもうけているデザイン会社、とか

特色を持っていたら、強いだろう。

センスのある広告が進化して、そこの制作会社だけしか
できない広告・・・になる。


例えば、広告マンはその会社と共同でTV番組やPR誌を
つくることができる。

なぜなら、他の制作会社とではできないことだからだ。

例えば、私が以前つくった「ラジオインターネットマニア」は
高井戸の番組制作スタジオとの共同制作だった。
そこはプレステのBGMを担当しているPC作曲家がいて
Web音源にとても詳しかった。

他のラジオ制作会社では当時できなかった。

「インターネットイエローページ」は静岡のフリペ制作会社と
コラボした雑誌だ。

独自のフリペを配布していたので、本屋ルートも
持っている制作会社だ。

これも他の制作会社にまねできない。


このように、
制作会社は作品集を広告の営業に見せるときに、
「当社はこんなことができます」
と具体的なコンテンツを見せたほうが、
説得力が出るのだ。


制作会社も広告会社もそうだが、
そろそろ「これ、うちがつくりました」と
作品だけを持っていって商売する時代では
なくなってきた。

サービスの売り方を見直さなくては
いけない。









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ソ連がある地球儀

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ソ連がある地球儀


今日、たまたま地球儀を眺めていたら、
あることに気がついた。

ソビエト連邦があり、西ドイツがあった。
香港はイギリス領になっていた。

この地球儀いつ買ったかな?
買った場所は確か、静大横の小林文具店・・・。

20代後半のころかも???
結婚したから買ったのは確かだが・・・。


ン十年経つと、世界もだいぶ変わっているのだ。

とすると、さらに何年かするとこの地球儀は
完全に使えなくなるかも。


世界が数十年でこんなに変わるから、
経済や社会、政治、文化もずいぶん変わっていくだろうな。

少なくとも、この地球儀を買ったときは、

●いつでもインターネットで地球の様子が衛星から
見られるとは想像がつかなかった。

●終身雇用制がこうも崩壊して
自分が会社をつくることも。

●アイボというロボットが玩具になることも。

●ケータイ電話がこうも普及することも。

etc


地球が丸いのは変わらないだろうが、
その上に住んでいる人々は、劇的にかなり変わるのだな・・・

と思いつつ、次はどこの国に行こうか考えている
土曜日の昼下がりだった。








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富士山と喜太郎

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私の実家は建築板金を営んでいる。

父は富士宮市で名人功労賞(だったか?)を頂き、
板金職人として今も健在だ。


さて、私の大学時代のころ、父は富士山の
6号目で山小屋をつくっていた。

道路は5合目までしかないので、ブルドーザーで
資材を上げなければいけない。

大学生の私の夏休みは父の手伝いだ。
毎日、富士山に登っていた。


昼飯の一服は暇つぶしに歩いて数分の
宝永山の噴火口に降りて遊んでいた。

火口の一番下に降り立つと、あたりは
ほとんど月面のようだ。

しかも9月になると、登山客はほとんどいない。
宝永山の景色は独り占めだ。


ふと、考えたことがあった。
ここで喜太郎の音楽が聴けたらいいだろうな・・・と。

さっそく次の日にカセットテープレコーダーと
ヘッドフォンを用意して、富士山に登るようになった。

そのころは、iPodはおろかウォークマンも世に
出ていなかった。


宝永火口の真下で聴く喜太郎は最高!
映画を見ているようだった。

霧のように長い雲は、シンセサイザーの音色に
合わせて舞っていた。

ところどころに突き出ているアースカラーの
噴火弾は月面の鉱石のようだ。

神秘的な世界が目の前に広がった。

と、次の週はYMOのゆったり目の曲、
「インソムニア」「千のナイフ」などを
持ち込んで再生。

時間を忘れた。


そのうちに、本当に時間を忘れて、
父の仕事の手伝いの時間が短くなっていった。

さすがに父は痺れをきらした。

ついにカセットは没収となり、喜太郎の世界は消えた。
あと半年早かったらウォークマンを持っていけたのに!
と今では悔しい。


それから、数年後。
社会人になって、宝永火口に降り立つ日があった。

すると、あんなに一杯あった火山弾が
跡形もなく消えていた。

あれれ、あんなにたくさんあったのに・・・。

富士山が世界遺産に登録できないのは、
日本人の自然に対するマナーの問題かもしれない・・・
と今でも思っている。









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超朝出勤 つづき

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朝7時に出勤するのがフツーになると
どうなるか?

7時には、私がいる、とわかると
8時ころにクライアントから電話がかかってくる。

「今すぐ打ち合わせに来て欲しい」

「8時にアドポストの集金に来て欲しい」



そう、静岡のクライアントは朝8時始業が多かった。

お茶メーカー、海鮮問屋、輸送業社・・・。



「もらいにきたよ」

と、そのうちに、ビルの管理人が朝いちに沸かしたコーヒーを
飲みに来るのが習慣になった。

また広告制作会社で朝が早いデザイナーは
8時に私のところに打ち合わせにくる人もいた。

そう、9時半始業の前に2.3仕事は
終わっているのだ。




問題は、クライアントを後輩に引き継いでもらった後だ。

「007は朝早かったが、次の人は遅くて困る」

「すみません、うち9時半始業なんです」

「次の人に朝早く来るようにいってもらえませんか?」

さすがに、これは後輩に指示できない。
しかし、そのうちに、クライアントがなれた。

アドポストの毎月朝8時集金も銀行振り込みに
してもらった。


ローカルは朝が早いのである。

東京本社にいっても、朝7時出勤は続けたが
東京の場合はまったく上記のようなことはなかった。


都会は朝がすごく遅い。

(私が早すぎるかも・・・)


8時に打ち合わせしよう! という人は、クライアントは
おろか社内や制作会社も一切なかった。

一度、「7時に打ち合わせしよう!」とSP会社の人と
約束したが、7時を過ぎ、9時を過ぎても誰もこなかった。

都会は朝はまったくダメだが、夜はいつでもOK、
というビジネス習慣だった。









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すばらしい一日にするために!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

私が、会社員時代はいつも朝7時に
出社していたことは以前書いた。

それは静岡のときも東京のときも同じ。

静岡のときは、何がいいかというと、
朝がとてもすがすがしかったこと。

7時に会社に来て、まずはドリップコーヒーを
沸かし、音楽をつける。

そのオフィスは窓が大きかったので、
朝日がたくさん部屋に入ってくる。

だれもいないので、ゆっくり仕事ができた。

毎年6月になると、夏鳥のアカハラが
オフィスの向かいの新静岡センターの駐車場に
やってくる。

しゃれた鳴き声ですぐわかる。
ロッカーに持ってきておいた双眼鏡で
窓からバードウオッチングするのだ。

時にはシジュウカラも来てくれる。
駿府公園に近いから、渡り鳥がいろいろ来るのだ。

やがて、早い社員が8時半ころに来るが
そのときには2.3仕事は終わっている。

一日を得した気分だ。

東京本社に行ってからもそう。
通勤ラッシュに遭遇したことはあまりない。

6時台の千代田線は時として座ることが
できる。

前日何時に寝たというのは関係なかった。
朝4時に寝ても出社時間は7時。


9時半出社ギリギリに来ている人は、
デスクにつくや否や、いきなり電話・書類整理に
取り掛かる。

朝くらいは余裕を持ちたいな・・・と思う。

「今日も精一杯くいのない1日を過ごそう」
といつも思っていたし、今も思っている。

でないと、人生一度きりしかないからね。







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あしたのジョー その2

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社長が渡した「明日のための10か条」。

ペラのメモには、1から10まで営業の心得が
ペンで書かれている。

会社でトップセールスマンになるための
心構えが書かれていた。

1. 会話の80%は聞き役になれ
2. 同僚をライバルと思うな
3. 会社が9時から始まる。
営業は起きたときから始まる。
4. 本を読め
5. しつこさと賢さは紙一重

・・・後は忘れた

覚えているのは、その紙をいつも手帳に入れて
持ち歩いていたことだ。


「キミは見込みがある」といった社長の言葉は
間違っていなかったかもしれない。

それから1年経ち、入社時に30人いた同僚は
私ともう一人しか残っていなかった。

みんなノルマと飛び込みのきつさでやめていった。

やがて、その社長は私に広告をくれた。
新聞広告を。

そして、1年経ったそのころは、広告のアイデアを
いろいろアドバイスするようになった。

それからフェードアウトするように交わりは
なくなったが、飛び込んだ営業にあれだけ親切に
アドバイスしてくれたことは忘れない。


今は私が経営者だが、ときどき飛び込みで来る
求人広告担当や財テクの営業マンはむげに返すことはしない。

たぶん、そのときの記憶があるからだろう。

一応、飛び込み営業マンの話は聞いてみる。
そして、そのときのように、見込みがあるかどうか
人を見ている。

そのときの社長のように。







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