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Oval-Link Co.,Ltd
顧客満足、いわゆるCS(Customer Satisfaction)は
小売業の問題ではない。
広告会社、コンサル会社、制作会社などB to Bビジネスを
営んでいる会社も重要なファクターである。
広告代理店の場合、クライアントの顧客満足が高い広告主は
永続的に仕事を出してくれる。
私の場合も、20歳前半に開拓させていただいた一部の
クライアントと会社を興した今もお付き合いしている。
かれこれ25年の付き合いだ。
そう、クライアントは、顧客満足が高いと生涯顧客になってくれる。
広告代理店の場合、よく「仕事を(新しく興した会社に)
もっていく」というのが通説だが、それは顧客が営業マンに
ついてきてくれる・・・ということに他ならない。
会社ではなく、個人についてきてくれるのだ。
私がVMDの会社を興した初年度は
以前いた会社のクライアントから仕事をいただいた。
しかも広告と直接関係ないVMDの仕事だったので
大変ありがたかった。
仕事はぜんぜん違うのに、VMDに関わりそうな部署や
担当者を紹介していただいた。
お客様は広告というよりも人間についてきてくれる・・・
ということをしみじみ思った年だった。
「中小企業ならともかく大手企業の場合は、
仕事をもっていくのは無理だよ」
というのが広告業を営む人のもっぱらの理屈だが
関係ないと思う。
クライアントが大手企業でも、仕事は個人対個人なのである。
私の場合は広告会社晩年の時の仕事は家電関係だった。
そのため、創業初年度は、VMDの仕事の年商64%が
家電関係だったのである。
これはVMD業界にとってまったく不思議。
VMDというとアパレル、百貨店がお得意様というパターンだが、
私の場合は出発から違っていたのである。
家電メーカーのVMD、
家電量販店のVMD。
当社はここから出発した。
VMDの仕事に業種の境目は何もないのである。
今でこそ当社はアパレルのクライアントがだいぶ多くなってきたが、
あらゆる業種、あらゆる業態に通用するVMD技術の開発。
それが当社の任務になった。
それは、私の広告時代のクライアントが持ってきてくれた
ビジネスモデルに相違ない。
今はそんなクライアントにとても感謝したい。
そんな当社も来月で創業5周年を迎える。
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