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Oval-Link Co.,Ltd
It’s a SONY.
For Beautiful Human Life.
Play Beyond.
Art Nature.
Promise.
などなど、
テレビCMの終わりに、コーポーレートスローガンや
企業名が発せられる。
これをサウンドロゴという。
声だけでなく、効果音や音楽が伴うものもある。
CMを大量に放映している企業は、サウンドロゴを
必ず最後につけて、視聴者に企業ブランドを印象付けている。
サウンドロゴは英語が多い。
It’s a SONY. それはソニーです。
For Beautiful Human Life. 美しい人の生活のために。
Play Beyond. その先をいこう。
確かに、日本語よりも、英語の響きのほうが
かっこいい。
日本人は英語に弱いのだ。
あるとき、クライアントから
サウンドロゴを作りたいという要望があった。
でも予算がないという。
It’s a SONY. は小林克也だが、まともに使うと
7ケタかかってしまう。
そこで、日ごろ通っている英会話学校の講師を
スカウト。
5ケタでお願いすることに。
5ケタでも、講師にとったらいい金額だと思う。
何せ、マイクに向かってクライアント名を
発するだけでよいので。
日本人は英語を流暢にしゃべる人は
みなかっこいいと思ってしまうキライがあるので
英会話講師でもサウンドロゴはOKなのだ。
そもそも音声学を専攻した学生はわかると思うが、
英語の発音は日本語とまったく違う。
舌の先をハードパレット(上あごの真ん中あたり)
くっつけて r の音を出す、とか
軽く舌先をかんで、左右の上と下の歯の間から
p の音を出すとか、の文化は日本語にはない。
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「お疲れ様でしたあ」
CM録音スタジオで英会話講師にお礼をいう。
クライアントは低予算でできたことに満足している。
しかし、実際にテレビでオンエアされたCMを聞くと
まあ、こんなものかな? と私の評価は少し低くなった。
なんせ、英会話学校をハシゴしているので
多少は外国人の声の質は聞き分けられるからだ。
ある程度英語に慣れた
日本人なら外国人でも声の質の個性は
聞き分けられるだろう。
「ハルクホーガンに言わせたみたいだったな・・・」
こう反省した。
(クライアント様、スンマセン!!
でも、CMのデキは最高でした)
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