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  • 2012.12.24 Monday
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  • by スポンサードリンク

奇跡のオーロラツアー その2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

ガタゴト・・・。

ツアーメイトは山の展望台からスクールバスに
分譲してホテルに帰る。

そう、オーロラのナイトツアーは
スクールバスで行くのだ。

アメリカ映画によく出てくる黄色い
スクールバス。
中古をこんなところで使っているのだ。
さすがカナダ!


夜3時。
真っ暗なバスの中でみんな疲れて眠っている。

大自然の中を通っているので回りも
真っ暗。
道には街頭さえない。

と、誰かが
「キタ、キター!!」

と窓をガラッと開ける。

(スクールバスなので窓は簡単に開くのだ)


「キタキタキタキタキターーーー」

まるで「電車男」のハッピーメールのように
次々と窓を開ける観光客。

なんだ?と眠たい目をこすって車窓を見ると
どでかいオーロラがキラリキラリ、フワリフワリ・・・。

バスの車窓からちょうどいい位置に緑色のカーテンを
放つオーロラがあった。

キャーッと若い子の歓声も聞こえたが
バスは止まらず。

「窓から顔を出さないでくださーーーい」
というガイドの注意もむなしく皆顔を乗り出して見ていた。

(イエローナイフでは途中でバスを止めて外に出られない
決まりになっているようだ)

緑のカーテンはバスの頭上いっぱいに
覆いかぶさってきた。
ますます私たちは窓から顔を乗り出す。

うーん、美しい。
シフォンのフレアスカートのようだ。

喜太郎のBGMがあったら最高だ。

やがて。
フレアスカートは、ショールのように
細く長くなり、スカーフのように
フワフワしながら小さくなって消えていった。

その間30分くらい。

後は、静かな星空が残った。

「いやー、3回目でやっと見られましたよ」
と後ろの夫婦。

ふたりでスカンジナビア半島のオーロラツアーに
出かけてから今回が3回目だという。

日本にはこうしたオーロラフリークがたくさんいるようだ。
その意味がやっとわかった日だった。




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奇跡のオーロラツアー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Oval-Link Co.,Ltd

数年前、オーロラを見に北極圏の
イエローナイフに行った。

夜9時ごろ山の中腹にバスで行き、
展望台でひたすらオーロラの来るのを待つ。

夜中の2時ころまで毎晩粘るのである。

気温はマイナス30〜40℃。
エスキモーのような防寒服を着て
寒空で待つ。

しかし、オーロラはなかなか出てこない。
あきらめて歩いてすぐの待機用のロッジに引き返す。
そこで暖をとった後、再び展望台へ。

1日目。
なんかピカッと夜空が光ったが、
落雷のようだった。
それで終わり。

明け方ホテルに戻って昼まで眠る。

2日目。
うすーい、青白い光のラインが現れて
すぐ消えた。
それで終わり。

明け方ホテルに戻って昼まで眠る。


いよいよ最終日。

なんかオーロラのよう感じもするが・・・。
みたいな薄い光の筋がところどころに見える。
それはオーロラだが、雲の上で光っているのだという。
しかしそれで全日程は終わってしまった。


こういう自然が売り物の観光ツアーは
運不運が付きまとう。

過去にも
・ ハワイのホエールウオッチング 
→遠くで鯨のジャンプが見えて終わり
・ グアムのイルカウオッチング
→船の外にはトビウオしかいなかった
・ アラスカの氷壁崩壊見学ツアー
→ピシピシと氷が解ける音は聞こえるが氷壁は崩れなかった
・ゴールドコーストの野鳥園バードウオッチング
→雨だったので檻に入った鳥以外何も見れなかった

など、私は自然系はツキがよくない。
このオーロラツアーもバンクーバー経由アンカレッジ
そして、アラスカ鉄道に揺られて3日かけてきた割には
オーロラは見られず・・・か?

しかし、・・・
幸運な瞬間は訪れた。





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世界の中のオーバルリンク

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この間、グーグルから国際郵便がきた。
グーグルマップに当社の地図が登録できるようになった。

早速、クリックしてみた。
こんな感じ。
地図1



三田の慶応大学に隣接しているのがわかる。
うーん、アカデミックな感じがするな。
当社はここで「売場塾」を行っている。
いいイメージだ。

さらにズームダウンしてみた。
こんな感じ。
地図2



東京湾の臨海地区にあるのがわかる。


さらにズームダウン。
地図3



中国が見えてきた。
うーん、オーバルリンク アジア支社という感じ。



さらにズームダウンするとメルカトル地図が。
地図4




す、すごいな・・・
なんかワールドワイドな会社のようだ。
オーバルリンク グローバルネットワークの
日本支社という感じ。


と、最高にズームアップしたら
つかの間の夢が現実に。
地図5





オーバルリンクは雑居ビルの1室であった。


ちなみに、グーグルマップは法人なら
誰でも登録できる。


登録してズームダウンすれば

あそこの八百屋さんは
ウォールマートに匹敵するワールドワイドな
流通グループに。

そこの食堂は、シェラトングループの
3ツ星レストランになるだろう。


法人の方はMAP登録して、つかの間の夢を見よう。

いやいや、経営者は大いなる夢を
抱かなければ!!




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問屋が持ってきた秋刀魚をそのまま売っても売れない

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広告代理店には、毎日いろいろな媒体(テレビ局や新聞社)の
企画が入ってくる。

広告マンはそれを売らなくてはいけない。

・春の番組の新企画
・新聞のタイアップ広告
・雑誌の特集広告
・試写会のイベント企画
・名刺広告 etc

しかし、広告代理店は巷にたくさんある。

仕入れた商品をそのまま売るのは誰にでもできる。
ゆえに、まったく同じ商品がいろいろな広告代理店から
クライアントに持ち込まれる。

同じ内容、同じ値段。


しかもそれを新規クライアントに持ち込む。

棚ぼたで売れることはまずないだろう。
特に東京ではまったく通用しない。

問屋が持ってきた秋刀魚をそのまま売っても
売れないのだ。

ではどうしたらいいか?

それは秋刀魚をPB商品にするしかない。

PBとはプライベートブランドのことで
百貨店や大型スーパーがよく企画している
自社ブランド商品のことだ。

よくある商品をこの会社(あるいは営業マン)でしか買えない
限定商品に加工するしかない。

付加価値をつけるのだ。

新聞とWebをセットにして売ろう。
新聞にQRコードをつけてホームページの
キャンペーンに誘導しよう。
GWの特集だったら「温泉限定企画」の
サイトをつくって旅館に売り込むのだ。

雑誌の特集の数ページを買い取り
特集の特集にしよう。
ビア特集だったら「海の見えるビアホール」
としてマリーナ系のホテルに売り込むとか。

ラジオ新番組に自分でつくった新コーナーをつけて
独占で売り切ろう。
音楽番組だったら、「週末夜にひとり聞くリスニング」
コーナーとか。(少し暗いか??)
癒しをテーマにしたロハス好きな企業に
売り込むのだ。

秋刀魚はどこのスーパーにでも売っている。

自社の秋刀魚をどう加工するかが個人商店の
腕の見せ所!





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国立新美術館のアート

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この連休に六本木の国立新美術館に行った。
建物のファサード(前面)がウエーブがかった
なんとも個性的な建物だった。

世界的に著名な建築家、黒川紀章設計ということだ。

おもしろかったのは、昼と夕方で館内の表情が
違うこと。
昼間は日差しが中に入りカーブしたガラス窓面の
陰影が館内にデザインのように落ちていた。
夜は夜で、館内壁面のウオールライトがガラス面
に反射していて幻想的な世界をつくっていたことだ。

昼間
昼間






夕方
夕方







現在は、パリのポンピドーセンター所蔵の
作品展が行われている。
シャガールやピカソ、ミロ、キースなどの作品が
見られる。

それとは別に、「20世紀探検 アーチストたちの三つの冒険」
という現代アート展もやっている。
こちらは、普段VMDディスプレイを行っている人にも
参考になるので紹介しておこう。


・ マルセル・デュシャンの「泉」

トイレを逆さに置いた作品。
トイレも逆さにすると芸術になる。
既製品を使って表現する「レディ・メイド」の技法は
VMDで言う既存のものに加工修正を加えて新しい
什器や商品の展示台を創り出す考え方に似ている。


・ トム・ウェッセルマンの「浴槽コラージュ #2」

ウオホールやリキテンスタインが好んで
使ったコラージュ。
この作品は60年代のNYの生活をよく表せている。
マンションの壁に風呂につかっている女性、隣にトイレ・・・。
商品をどのように生活に使うかを表現するのには
このようなコラージュをディスプレイに生かせばいい。


・ ジョセフ・コスースの「一つと三つのシャベル」

コンセプチュアル・アートという作品。
本物のシャベルとシャベルを説明したPOPと
シャベルの写真から成り立っている。
同じシャベルでも見方によって
イメージは違ってくる。

商品に対するPOPの考え方も同じ。
POPは商品の説明でなく、限りなく
イメージを膨らませるものにしなくてはいけない
ということを感じた。




VMDのVP(ウインドウディスプレイのこと)も
作品としてのインスタレーションと考えると、
限りなくアートに近づく。

美術館ではディスプレイのヒントが
そこかしこに散らばっている。


●国立新美術館






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広告マンの「問題発言」

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私が企画したスポンサー主催の映画試写会
で司会の台本を書いたときのこと。

試写会が始まる前にテレビ局のアナとクライアントで
台本の読み合わせをした。

同じ映画を業種の違うスポンサーでコラボ上映する
という珍しいイベントを企画したので私もノッていた。

打ち合わせも終わり、
後はのんびりと映画を後ろのほうで
見ていればいい・・・とほっと一息ついた。

そして本番。

壇上で司会が、こともあろうに
スポンサーの名前を間違えて話しているのに
気がついた。

「や、やばい・・・」

唖然としている間に、2度、3度違う名前を
連発していた。

司会はまったく気づいていない。

そう、このスポンサーはある単語に社名がそっくりだった。
司会はその単語のほうをアナウンスしていたのだ。

あわててテレビ局のイベント担当を壇上に上げ
社名が間違っていることを告げた。

ちょっと格好悪かった。
(クライアントはメガトン級で格好悪かったと
思っていただろう)

後で聞くと、クライアントは役員まで立会いに来ていたようだ。
それほど画期的なイベントだったらしい。

しかし、私のほうは社名間違いはともあれ、
試写会自体は人が入りうまくいったようだ。

「うまくいきましたね」

と、試写会終了後、うなだれるクライアントを元気付けようと
言った言葉がさらに火をつけてしまった。

「社名間違えたのに、うまくいったとは
ぬあにごとだーーー!!!」


ということで、クライアント本社・本部にまで飛び火し
会社上げての全体責任になり、私の上司や
役員ともどもその会社に陳謝する日が続いた。

なにげない一言が会社の重大事に・・・。
どこかの国の厚生大臣みたいになってしまった。

広告マンになって3年目の出来事だった。






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こういう広告の取り方もある 第2話

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買い切りがなかなか埋まらない・・・。

こういう悩みを抱えている広告会社の営業は
多いだろう。

「買い切り」とは、広告会社が新聞や雑誌、テレビの
スペースを大量に買い付けること。

大量に買い付けることによって、スペースを独占販売し、
安く買い付けることによって安く広告主に提供できる。

例えば、新聞社の夕刊の広告スペースを
ひとつの広告代理店がまるまる買い切るということもある。

リスクも多く、買い切った以上すべて
販売しなくてはいけない。
新聞に白いスペースを出すわけにはいかないのだ。

そのため広告会社の営業は、広告入稿の日までに
必死に売らなくてはいけないのだが、
なかなか売れないこともある。



私はけっこう買い切りは得意な営業だったが
あるとき、どうしても埋まらない事態になった。

新聞広告の入稿まで後2日。
もう明日にでもクライアントを決めないと
アウト!になってしまうその夜。

「どうしよう・・・」

自宅でウイスキーを飲みながら
一人静かに対策を練った。

そこで考え付いたのが
FAXで嘆願書を出すことだった。

「ここまでやってもなかなか広告が埋まらないので
助けてください・・・うんぬん・・・」

という文書を直筆で丁寧に書いた。

そして朝早く会社にいき、新規を含めた心当たりの
クライアントにFAX。

時を待った。


その日の午後、ふたつのクライアントから
電話があった。
いや正確には3つだ。

ひとつは、
「あなたの文書に感銘を受けた。広告を出そう」
という新規のお客様。

ひとつは、
「そんなに007が困っているのなら・・・」
という既存のお客様。

そして最後の電話は
「先輩!先輩が困っているので私が
埋めてきました!!」

という後輩の電話。

な・なんと後輩までもが・・・。

もったいなかったのは
ひと枠しか広告を入れられないと
いうことだった。


文書はどう書いたかというと、
前作のブログの「お茶ポスターコンペ」
嘆願プレのような文書。

しかし丁寧に心を込めて直筆で書いたのである。

こ・これは
ひょっとしたら、別れを告げられそうな
彼女をもう一度振り向かせるのに
使えるかも!





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PR/VMDの学校「売場塾」春期講座のお知らせ

■ ■ 第5期「売場塾」春期開講講座のお知らせ ■■
>>主催/オーバルリンク

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売場づくりのスペシャリスト「VMDインストラクター」になろう!
ビジュアル・マーチャンダイジングの学校「売場塾」。

--------------------------------------------------------

当社は、小売業の先端を行くアメリカ発祥の売場づくりの
技術であるVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を
ベースにした売場のプランニング会社です。
VMDとは、お客様本位の売場づくりの技術です。

当社は売場を買場、さらに快場と捉えています。

お客様が来店し、売場で心地よく買い物をして、
さらに何回も来てくれる・・・こういう売場は快場に
なって、結果的に売上が上がるのです。

快場をつくるためにはどうすればいいか?

オーバルリンクは、企業や一般の皆様向けに
VMDスクール「売場塾」を開催しています。




■需要が急増中! VMDインストラクター

当社は、小売業の先端を行くアメリカ発祥の
売場づくりの技術である
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を
ベースにした売場のプランニング会社です。
VMDとは、お客様本位の売場づくりの技術です。

現在、売場全体をプロデュースできる売場づくりの
スペシャリストとして、VMDインストラクターを
養成しています。


●メーカーの担当者は小売店の売場担当者に、
自社ブランドを顧客に浸透させ売上が上がる
売場づくりを提案しなければいけません。

●小売店の幹部は販売員や関連セクションに集客を
促進させ、リピーターを増やし、売上が上がる
お店づくりを伝授しなければいけません。

●ファッション・雑貨店経営を目指す方は、
自らがVMDスペシャリストになることによって
お客様本位のお店をつくらなければ、お店のファンは
増えません。

●コーディネーターの方は、今ある技術に売場づくりの
技術をプラスして、独立型コンサルタントとして磨きを
かけることができるでしょう。



VMDインストラクターは、時代の要請に合った
新しいジャンルのスペシャリストといえます。



■春期講座ご案内

>>開講日【 基本コース 】毎週(月)19時〜21時
1回2時間 計9回18時間

4月16、23日
5月7、14、21、28日
6月4、11、18日  受講料98,000円 税込


>>開講日【 アパレル特化コース 】毎週(月) 19時〜21時

1回2時間 計2回4時間 
6月28日 , 7月2日  受講料25,000円 税込



■ワークショップが特徴の「売場塾」

売場塾は、座学だけではなく、ワークショップが特徴です。
売場づくりをロールプレイングすることによって、
より現場に近づいた売場の改善方法が学べます。

・ゾーニングや棚割のシミュレーション、
・ディスプレイの制作、
・POPライティング など

動きのある授業が特徴です。



■開催場所はJR田町・三田

当社営業部のある東京・三田のローレル三田B1
セミナールームにて行います。
JR田町駅または地下鉄都営線三田駅徒歩5分です。



>>「売場塾」詳細・お問い合わせ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主催/オーバルリンク
営業部/東京都港区三田2-14-7 ローレル三田11F
電話03-5484-6735 FAX03-3882-9940


こういう広告の取り方もある 第1話

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静岡県のある生産団体のポスターコンペに
参加していたときのこと。

ポスターコンペは毎年あり、組合員の代表15人に
ポスターを何案か出して、ただひとつだけ採用してもらう。

コンペ参加広告会社は毎年10社近くで
半ばこの団体で行事化していた。

1年目。最終選考に残るが負け。
2年目。予選不通過。

そして3年目。
今回もおもしろい切り口のポスターを考えてきたが
さすがにどうなるかわからない。

3回目ともなると、もはや上司も同行してくれなくなった。
ひとりで説明するしかなかった。

待合室で某広告会社の女史と会う。
「あらあ、お元気?」

彼女は着物姿だった。

さすがだ。
全国No.1の静岡が誇る和の物産(つまりお茶だが)の
ポスターをプレゼンする演出性は抜群だ。

うーん、艶っぽい。
負けるかも。


「007さん、お願いします」

と、担当から呼ばれて、プレルームに入る。
そこには審査員である組合役員がずらりと待っていた。

B1ポスターをかざして一息入れた。

とっさに口をついて出てきた言葉はこうだった。

「実は、私はまだこのプレゼンで勝ったことがありません。
どうか、お願いですから今回は勝たしてくださいいいい」


苦笑する人もいた。

それからのことはあまり覚えていない。
ただ、クリエイティブ案は外国人のモデルで
「CHA CHA CHA」というコピーだったと思う。

数日後、担当から電話がきた。

「通りましたよ」

後日役員に挨拶に行った。

「どうしてうちが選ばれたのですか?」

「だって、あんた勝たしてくれって言ったじゃない」

と静岡弁で答えてくれた。

その一言が利いたという。

60度の、ぬるいがとても甘くて濃い一番茶を
ズッとすすったような感じがした。


こういう勝ち方もあるのだ。

次回はこの続編。





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パチンコ好きな英会話講師

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マンツーマンの英会話学校が増えてきた。

そうだろうな。

英会話学校はどこもグループレッスン(3.4人で授業)が
主軸なので、人数が多い分、自分のしゃべる順番が
回ってこない。
やはりマンツーマンでしゃべれるのが一番いい。
ずーと好きな話題をしゃべれるからだ。

しかも、グループレッスン特有の
「きのうはなになにを食べた」という各人のありふれた
おもしろくない会話に耳を傾ける必要がない。

自分の好きなようにずーーっと、しゃべることができる。
こんなうれしいことはない。


ある日、マンツーマンの講師が代わった。
その講師はパチンコが好きで講師のオフの日は
パチンコ三昧だという。


ある日の会話・・・パチンコで5000円すった話題
翌週の会話・・・パチンコで10000円勝った話題
その次の週・・・新台の見分け方
その次の週・・・パチンコで7000円すった話題
その次の週・・・パチンコで500円勝った話題
その次・・

あの・・・
パチンコ以外に話題はないでしょうか。
私はパチンコはやらないのですが・・・。


そこで、講師は私の好きな釣りに
ついての話題に切り替えた。

私から会話のテーマを切り出すことになったのだ。

ある日の会話・・・40センチのブラックバスが釣れた話題
翌週の会話・・・惜しいところで釣り逃がした話題
その次の週・・・本栖湖のブラックバスの話
その次の週・・・新しいルアーを買った話
その次の週・・・西湖のブラックバスの話題
その次・・


こ、これは・・・。

話がワンパタになっているう!!

このままではボキャブラリーが増えない。
使う単語はパチンコ用語と釣り用語だけだ。


と、それからマンツーマンを止めて
あわててグループレッスンに切り替えた。

ふうー。

自分のしゃべる順番は少なくなったが
話題は増えた。

趣味が少ない会話者同士だと
会話がワンパターンになるという
マンツーマンの弱点があったのだ。

(しかし、教師の質によるところ大だと思う)

教訓!!

英会話学校はまずはグループレッスンから
始めよう。
で、なるべくギャンブル好きの英会話講師は
避けるべきだ。




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