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Oval-Link Co.,Ltd
中小ひいては零細企業は、「狭く深く広告をすること」が肝心。
この「Deep&Narrow」戦略は、どうすればいいのだろうか。
社員が2.3人またはひとりでスタートした場合は、やみくもに
広告をうっても時間と金のムダだ。
当社も最初は私ひとりでスタートしたが、まったく顧客がいない場合は
どこから攻めていいのか途方にくれた。
そこで私は考えた。
●当社が入りやすい市場はどこなのだろうか?
●競合他社がいない市場はどこなのだろうか?
●当社の強みが一番発揮されやすい分野はどこだろうか?
自社の強みが一番発揮できる市場・・・といっても始めての事業、
初めてつくった会社なので、水のない砂漠の上だ。
でも、人脈がある分野があった。
ひとつはケータイ電話。ひとつは家電。
これは、ここ数年の営業で経験してきた分野だ。
2つ目の、競合他社がいない市場はどこなのだろうか?
VMD=ビジュアルマーチャンダイジングというとデパートや
アパレル業界では周知の技術で、それこそその市場はVMDの専門家は
たくさんいる。
でも、上記のケータイや家電などはそれこそ、VMDのVの字も知らない
業界だった。
3番目の、当社の強みが一番発揮される分野はというと、
ITなのである。
創業1年目に「売場ドッと混む!! MX」というITソフトを開発して
VMDの技術を社内知識として集積。売場づくりを体験したノウハウ
すべてがNet上で社内共有できるようにした。
同じようにクライアントにもこのソフトを提供して売場づくりの
知恵が社内共有できるようなビジネスモデルに組み立てたのである。
だから、当社はVMDの専門会社だが、ナレッジマネジメントの
IT企業という性格をもっている。
とすると、広告対象はネットをよく使っている企業または
ネットで売場づくりを長けた会社を探している企業ということになる。
そして、普通ならファッション誌、商店建築誌に広告を載せる
VMD企業だが、当社はベンチャー誌、RFID・ERPなどの流通系IT誌
という方向となる。
なので、当社はNetのリフティング広告やSEO対策、雑誌は
「月刊 流通ネットワーキング」、新聞は日経産業・・・というように
ITの方向で話題になるように広告・広報を出している。
今では、家電以外にも衣料や化粧品、食品などいろいろな分野の
VMDを手がけるようになったが、最初は家電それもIT系・・・という
狭くて深い広告展開をしていたのだ。
このように広告は自社の強みが最大限に発揮できる
DeepでNarrowな市場から始めた方がいい。
予算はかからないし、競合はいない。
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