生活者には下記のようなセグメンテーションがある。
ニッチャー ・・・初めて流行を作り出す少数の人
イノベーター ・・・流行の先端を行く人
アーリーアダプター ・・・流行が流布した早い段階で乗る人
フォロワー ・・・だいぶ市場に広がって、流行もフツウになってから
取り入れる人
流行予知科学とは、多摩大学の先生が提唱した未来の流行を予知して、
どの企業よりも早く流行を作り出す理論だが、ドッグイヤーとなった
現代では企業自らエバンジェリスト(伝道者)となって、
新しい流行を流布することが必要だ。
世の中で先んずる→それで成功する→成功パターンを拡大する→結果会社が
大きくなる・・・のが企業の勝ちパターンなので、ベンチャーは
常に先駆的な感覚が必要だ。
さて、私はウインドウズ95が出る前、「サルでもわかるMacの本」
を買って読んだ。
へー、こんなことができるのか、これは使わないとダメだ・・・と思い、
妻に内緒でMacパワーブック5300csをローンで購入。
後で請求書が家に届いて、大目玉だったが、チャレンジするときは
大いにチャレンジするのだ。
気がついたら3年間で200万位Macに費やしていた。
決して裕福なサラリーマンではなかったのだが・・・。
Macを買った当時はデザイナー以外に周りにだれもMacを使う人がいない。
喫茶店に入ってパワーブックを打っていると、みんなの視線の的。
営業時、クライアントに持ち込んでMacの画面でプレゼンしたが、
その時に私の後ろにクライアント5人が画面を眺めるようにして立ち
私のプレを聞かなくてはいけなかった。
会社はみんなワープロ。教えてくれる人は誰もいない。
意外なことだが、デザイナーはイラストレータくらいしか使っていなかったのでワードやエクセルなど事務系ソフトは誰も教える人はいなかった。
仕方がないので、チケット制のコンピュータ学校に。
なにせワープロ社会で自分だけムリヤリコンピュータを使うので、
業務効率はあれよあれよという間に乱降下。
企画書制作はいつもの倍の時間がかかり、仕事に影響が出る始末。
しかし、パソコンをやったおかげでプロバイダーやパソコン専門店とは
話ができて、新規を開拓。
ラジオとインターネットを融合した番組づくりや雑誌づくりなどをして
いろいろ仕事で遊べることもできた。
なにせ、当時パソコンを保有している営業マンは、地元では広告会社は
おろか媒体にも1人しかいなかったのである。
何事も新しいことを試そう。
そして、それが仕事につながるのである。
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