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Oval-Link Co.,Ltd
今日は昨日の続き。
さて、自分のやりたい仕事を、どうやって手帳に書き込むのか?
だが、とても簡単!
「○×会社訪問」の代わりに「美術館に行く」
「○×に会いに行く」というように、やりたいことを
スケジュールに入れていくだけだ。
例えば、私は広告会社に勤める傍ら、
・静岡ヒューマンカレッジ
・ニュービジネス協議会
・英会話学校
などの社外活動は平日にしていた。
広告マンとしてはかなーり忙しい毎日で、朝7時前出勤・21時退社
・・・を繰り返していたが、その時間の中で
自分のやりたいことは確保しなくてはいけなかったのだ。
確かに、会社の仕事は優先しなくてはいけない。
だが余った時間で何かやる、という心構えでは
いつまでたっても、やりたいことはできない。
英会話学校はともかくとして、どうしてヒューマンカレッジや
ニュービジネス協議会などに入っていたかというと、
広告だけの仕事漬けに飽きたからである。
将来、自分の会社を創りたかったので、
人脈を築いたり、ベンチャーの社長に会ったり
したかったのである。
ヒューマンカレッジでは、NYにいた広告ウーマンと
知り合いになって外国と日本の仕事の仕方を
教えてもらったし、外資系広告会社の日本での動きも
教えてもらった。
ニュービジネス協議会では、コンサルタントや、おもしろい
事業をしている社長と話もできた。
例えば、スピーカーのコーンのメーカー社長が、土に帰る植木鉢を
開発している話や、BMWをどうやって日本に浸透させたかを
話してくれたコンサルもいた。
なかなか楽しかった。
本で読むよりも、リアルでおもしろい。
こういうことが、将来東京に出て起業する糧となったのは
いうまでもない。
以上は、社外活動の予定を週間予定に組み込んだ例だが、
何か興味があることをひとつのテーマにして、それに対して動く
・・・というのもやっていた。
例えば、
●人のメディア接触率とはどういうものだろう
●マツモトキヨシっておもしろいお店だな
●交通広告で何かおもしろいことはできないか
という思いが沸いた時。
メディア接触率をビデオリサーチに聞きに行ったり、
「マツモトキヨシ研究委員会」というものをつくって、
マツモトキヨシに関する文献を読んだり、
出張の際にマツモトキヨシを見学してみるのだ。
交通広告で何かないか?と思えば、JR関係の広告会社に
アイデアを聞きに行ったりした。
つまり、
「ひとりR&D」のための時間を予定表に入れていくのである。
R&Dとは、リサーチ&デベロップメントの略。
自分の仕事の糧となる、何か新しいことを考えることだ。
なので、R&Dする時間を習慣として、スケジュールに
入れていくのである。
もちろん、「マツモトキヨシ研究委員会」というのは
自分ひとりの研究会だ。
でも、ナントカ研究会とプロジェクトみたいに名づける
ことによって、「ああ、今週はマツモトキヨシ研究会の
調べ物をしないといけない」という気になってくる。
予定表の水曜日に、「マツモトキヨシ研究会」と書いてあると
何かのプロジェクトみたいな気になるのだ。
実は、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)も、
広告マン時代のR&Dの材料だった。
・VMDをしている人に会いに行く
・VMDをインターネットで調べる
・VMDの文献を図書館で探す
・VMDを店舗コンサル業務に取り入れてやってみる
こういうR&Dをしていたから、今の自分がある。
会社から与えられた仕事だけを仕事予定表に
入れればいいということでないのだ。
将来の糧になること、それをぜひとも
予定表に入れて、時間を確保しよう。
それが、今の世の中を生き抜いて、
自分の夢を実現していくことにつながるのだ。
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